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2008年02月09日
ラグビー豆知識 その4
今回も引き続き、レフリーについてのお話です。
どんなスポーツにもルールは存在しますが、
ラグビーの場合ルールではなくロー(Law)、
つまり法律という観点です。
ラグビーの競技規則の表紙には、「Lows of the Game」
と書かれています。ここでいう法律とは、「慣習法」の
ことのようです。
ラグビーのルールが毎年変わるというのも、「法律」と
考えれば理解しやすいかも知れませんね。
レフリーに求められていることの条件は、安全とプレーの
継続です。「ルールよりゲーム」という原則があります。
反則が起こっても、ゲームを流すこともしばしばあります。
(アドバンテージの適用)
この観点から、ラグビーのレフリーの立場は審判、裁判官と
いうよりオーケストラの指揮者や映画監督といった感じですね。
しかし、競技性の高い試合になりますと、そうも云ってられない
のも事実です。レフリーも人間ですから、ミスジャッジもありますが
上手いレフリーには「一貫性」があります。
では、下手なレフリーに当ったときは、「仕方ない、相手チームにも
下手な笛を吹いているのだから、、、」と思うしかないですね。
いずれにしても、ラグビースクールの試合では、原則どおり「ルール
よりゲーム」。相手チームやレフリーにも敬意を表すことができる
プレーヤーに育てるべきでしょう。
投稿者 hanazono : 2008年02月09日 11:23